大好きだもんなー『プラネテス』

何度も何度も定期的に読み返しています。オールタイムベストの作品。


ネコ「ようこそ 君は何者だ?」
ハチマキ「僕は僕です また僕はあなたです 虚無であり死であり 矛盾と呼ばれるものであり 全ての時間と空間であり 問いであり同時に答えです」

タナベ「……慣れてみるとやっぱりいい所だったワ 昼も夜も上も下も右も左も北も南も猫も人間も気にしなーい 体はいつもフワフワしてて楽ちんだし」
タナベのパパ「いいねェ そいつァロックンロールだねェ」
タナベ「ん――― でもねー なんつーかね―――……」
タナベ「……ず―――っとちいさい頃からあそこにいるような…… 最初から知ってる所なような…… 民が言うほど大ゲサな世界じゃないような気がするなァ」

先日みた『ライフ・オブ・パイ』に触発されて3巻を読み返したくなった。大いなる海も大いなる宇宙も人間を簡単に殺し、また理不尽に生かさせる。
2巻の最後で森羅万象を見せられたハチマキと深海の底に悠久の宇宙を見たパイはとても似ている。
その後パイは死と隣り合わせの海で子サバイバルを続けるが、ハチマキは人間社会にある意味守られながら悩むことになるが。

ライフ・オブ・パイ - Second Wind Blue ~セカンドウインドブルー~



ヴィンランド・サガ』11巻 奴隷編 クヌートの覇道
[幸村誠] - Second Wind Blue ~セカンドウインドブルー~